◆きょうは何の日? それは高島平の日ですよ〜。1841(天保12)年5月9日、徳丸原(とくまるがはら)で西洋式砲術調練が行われた日です。現在の三園、高島平6〜7丁目あたりです。幕命により、長崎の町年寄で砲術家の高島秋帆(しゅうはん)は門下生100人を従え、当地を舞台に海防の革新を徳川幕府の面々に大規模なプレゼンをしたのです。高島平の町名の由来は秋帆の歴史的事象にたどり着きます。 ◆さて、174年後の現地はどうなっているのでしょうか。都営三田線が走り、トラックターミナルは24時間稼働、倉庫群が並ぶ物流の拠点になっています。東西に延びる都道を挟んで新興住宅地もあり、こちらの町は落ち着いています。 ◆午前中足を運んでみましたが、いつもと変わっていることは何ひとつありませんでした。目黒から東急線に乗り入れている、東急電車が定刻通りに運行されていたりゴミ収集車が飲食店から出た廃棄物のポリ袋を回収していたり、誰一人今日の歴史など知る由もありません。 ◆高島2小、高島6小、新河岸小などは今日が開校記念日のため休校でした。開校当時、秋帆の一大事業を学校存立の中核に据えてた高揚感が伝わります。高島平のアイデンティティーはどこにあるのか? 5月9日に想いを寄せてみたいな〜、と思います。 |
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