きもの読本はお役立ち

画像


◆「きもの読本」は、平成24年より中学校教科書編纂の基本指針に和服の着装学習が必須となり和装教育が本格的に導入されたのに伴い、特定非営利活動法人(NPO)和装教国民会議が副教材用として刊行。きものに関する一般常識が系統的にまとめられ、大人向け入門書としても使える優れもの。

◆ページをめくると。「着る場面、見る場面」として祭り、華道、茶道、伝統芸能の世界を紹介。「きものの歴史」では、弥生時代の貫頭衣から現代の礼装着まで7区分をイラスト解説。鎌倉時代以降に着られた袖口の小さな小袖がきものの原型であると規定。「どんなとき着るのか」では、礼装着、社交着、洒落着、仕事着の4つの役割を明示。国際化時代の民族衣装の役割にも言及。「こうして出来上がる」は素材から糸づくり、きものに完成するまで生産過程を追います。「日本各地できもの」は北海道から沖縄の36産地を網羅。代表的な製品の写真も添え、風土に育まれた染織の特長をつかめます。「彩る模様」の項は文様を吉祥、植物、季節に3分類して宝尽し、百花、蛇の目傘など四季折々の美意識を交えて見せます。鮮やかな振袖、松竹梅を絵柄に集めた訪問着、梅雨を彩る絵画的な染めの写真に目が引かれます。「TPO」は和洋服の比較でスッキリ理解。文化の違いも読み取れます。

◆イラストで女性と男性の着方をガイドする「ゆかたを着てみよう」「きものを着てみよう」は誰でも着装に挑戦したくなりそう。さらに手入れ、美しいしぐさ、たたみ方まで細に入り親切に掲載。
A4サイズ、全21ページカラー印刷の読み易い体裁に編集されています。中学生のご相伴に預かりましょう。手元にあると、きものの概要が把握でき、きものがぐっと身近になること請け合いです。頒布価格300円。高島平1丁目の呉服や光永でも入手可能。

◆「きもの読本」編纂には、阿部栄子日本衣服学会会長、池坊由紀華道家元池坊次期家元、桂由美全日本ブライダル協会会長、三浦登全日本中学校技術・家庭科研究会会長、市田ひろみ服飾評論家ら各氏が携わっています。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック