ホントは今日が成人の日でしょうが!

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◆本日は1月15日。東京は快晴の小春日和になりました。以前なら成人の日でしたが、2000年からハッピーマンデー法とやらで1月第2月曜に変更され今年は早々に9日に終わってしまいました。

◆なぜ、変則的な休日になってしまったのか。1999年10月14日、参議院本会議において、「国民の祝日に関する法律」の一部改正案が可決成立。土、日、月3連休により、ゆとりある生活時間が生まれ、地域活動やボランティア活動、余暇活動、趣味等に活用できるとされ自民党から共産党まで全会一致で決められました。「経済効果」が期待できると推進勢力はこぞって世論を作り出しました。成人の日と10月10日の体育の日がまず先行実施されたのです。

◆それから7年目。今では
成人の日 (1月15日 → 1月の第2月曜日 2000年~)
海の日 (7月20日 → 7月の第3月曜日 2003年~)
敬老の日 (9月15日 → 9月の第3月曜日 2003年~)
体育の日 (10月10日 → 10月の第2月曜日 2000年~)
となり、年4回は必ず3連休になるという「ありがたい」制度になっています。
 観光業界からの強力なプッシュがあり、日本は観光立国として地位を固めなければいけないそうでそのためにはまず国民を遊ばせるよう休日を確保しようとする政策が施行されたわけです。

◆いったい国民の記念日とは何なのでしょうか。体育の日は10月10日だから意味があるはずです。1964年10月10日、日本の奇跡的な戦後復興を世界に知らしめるかのように真っ青に晴れ渡った大空の元、悲願だったオリンピックを開催できたその開会式の日が体育の日なのです。年間14日ある祝祭日にはそれぞれ大切な理由があり、だからこそ国を挙げて「旗日」になっているわけです。それを「経済効果」を主眼として勝手に動かしては、伝統やしきたりに寄せる国民の意識を根無し草にしているのと同じです。伝統やしきたりに対して「経済効果」を優先させる政策をよしとして、全会一致の立法にいまもって釈然としません。

◆来年の成人の日はもっと早く、1月8日です。何の日なのか不明になってしまいそうですし、正月の続きのようになってしまい、関係者の慌ただしさはますばかりです。もう一度、「経済効果」優先のハッピーマンデー法でよいのか見直す時期に来ています。
【写真は1月9日の成人の日の様子。志村6小で】

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